オーニング製品の紹介

1)装飾オーニング
     個性あふれるお店づくりのお手伝い


オーニングとは、なじみの薄い言葉ですが、一般的な日除け雨よけに使われるテントのことです。ファッション性があり、周りの外観にマッチし、しかもいかにインパクトを与えるか・・・。それを追求したのが装飾オーニングです。アーチ型のオーニングでも骨組みの方向により全然違った感じのオーニングができます。また、平らなテントでも、中の文字の配列やデザインによってイメージが全然変わってきます。私達は、お客様のイメージを大切にし、それを提供できるか、またはその技術を持ち続けていけるかが問 われています。 
平らなオーニングでも苦労しました。周りの金具を意識して出すようにしました。テイジンさんのカタログを参考にしました。 これもテイジンさんのカラログを参考にしたものです。生地の縫製より金具の製作と取付のほうが時間がかかったものです。

丸い金具の場合、金具の形状ににあわせて細い布地を一枚一枚縫製しなければならないため、シワを出さないで作るのが大変です。何事も、シワは大敵ということですね。  丸型のキャノピー。支柱を外に出し、しかも先を装飾したところが「オシャレ」って感じですネ。 門扉との相性もあり、サスガ東京の建物。      

2)可動式オーニング  
     お店の前のシャレタ演出。実用性もそなわってます。

  可動式のオーニングの場合、シートが前後するタイプと、回転するタイプの2種類があります。おもに、ブティックやマンション、喫茶店などに使われておりましたが、最近では、学校関係や倉庫の前の日除け雨よけとして広く使われるようになりました。ヨーロッパ諸国では、可動式が多く見られ、シャンゼリゼ通りやコンコルド通りのカフェテラスでは前後型、商店街ではコーベル型が多く見受けられました。
従来の可動式オーニングの定番。今でも根強い人気があります。昔は鉄パイプのかわりに竹を使っていたことを覚えております。 コーベル型(カゴ型)の可動式オーニング。
白と黒の使い方が大胆かつ繊細ですネェ、日本の素材メーカーさんに真似してもらいたい配色です。

拡大するとお分かりになると思いますが、タレのところの船の模様は、ひとつづつミシン縫製しております。細工がこまいですねぇ。 カフェテラスでの利用例。フランスでは、真中に可動式、両端は固定式というように、両方を組み合わせて取付けしていることが多いです。

3)バックリットオーニング
     オーニングで看板? ( ウッソー!。  でも、本当なんです。)

  日本での大型看板は、アクリル板が多く利用されておりますが、アメリカやカナダではオーニングで作ることが一般的です。風による落下やいたずら(銃や投石)による破損が多いためだという事です。ところかわれば・・・ですね。日本でも最近は多く見うけられるようになってきました。透明度が高く、強度も強い素材を用いて内照式の看板を作るわけです。昼と夜の見た目の違いの面白さ。お店のイメージアップをはかるためにも一考の価値があります。

4)ヴィジュアルオーニング
     ニュータイプのフォトオーニング

  これからは、お客様のイメージをテントに映しすこのてのものが流行するものと思われます。と同時に、それを提供するわれわれのデザイン提供能力やプレゼンの仕方が重要になることでしょう。 写真の例は、インクジェットを使ったオーニングやカンバン、懸垂幕です。いずれにしろ写真を使っているため、宣伝効果はバツグンですネ 。リピートのお客さんが多いのも特徴でしょうか。