今日の八戸 (平成17年8月1日撮影)
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八戸弁の紹介 |
今回はお祭りやその製作にまつわる言葉を捜してみました。皆さんもぜひこの南部弁をつかってみてください。きっと八戸が身近なものに思えるようになるでしょう。 |
1)はがいがねェ | 順調ではない。難儀する | この山車は、めんどくせェつぐりになってるすけ、はがぁいがながったべなさァ(大変だったでしょうネ。) |
2)てぇんど | 手先のこと | 「うがぁ(あなた)、こったらにてぇんどがいいとはおもわながったぢゃぁ」 (器用だとはおもいもつかなかったわ。) |
3)てぼっけ | 不器用なこと | おめぇ てぼっけだなァ。そったらごんどもでぎねえのがい。(アナタ、不器用ネ。そんな事もできないの?) |
4)かだる 「ではる」も同意語 | 参加する | コドシ(今年の)のお祭には、おらほの子供だぢがかだるすけ(ではるすけ)、メンドウみでけんだぁ。なさァ(面倒をみてちょうだいネ) |
5)たなぐ | 持つこと | 昨日久ぶりにおみこしをたないだら、肩がいだぐなったぢゃ。 |
それでは今回の講座も「どっとはれぇ」。 |
追記 大橋さんのHPに書かれてあった「ごもず」って何のことですか?と聞かれ 「あぁ、最初にこのことを書かなければダメだったなと反省しました。」 「ごもず」とは、ゴミの事を言います。また転じて役に立たないものもそのようにいうこともあります。舘 光子さんの言葉から、「ごもずとは、ごみ屑とかゴチャゴチャして役に立たない品---色彩も布地も異なる「ごもず」を集めてつぎはぎだらけの袖なし(ベスト)を一枚縫ったような本です。」と書かれておりました。そのままとれば、八戸にまつわる方言を集めて一冊の本にしました。・・・ともとれるし、また、今や方言は見捨てられたような存在だけど、そんな「ゴモズ」でも日本の文化を形成するものだから大切にしなくちゃネと言いかけられているような気がしました。 |
2004年6月に行われたテントシート・東北ブロックの懇親会の席上、方言の話になり「おしずかに」という言葉を紹介したところ、日テン工連理事長の奥さまより「すごい上品な言葉ね!」とお褒めの言葉をいただいてルンルン気分。必ずこの言葉を全国の方に広めたいと思い、以前紹介したコーナーを残しておくことにしました。
いかがでしたでしょうか。なんと趣のある上品な言葉(手前味噌かな?)だと感じるのは私だけでしょうか。鼻母音とそうでないものとの区別が大変でしょうが、これは、しゃべって覚えるもの。私は、先人たちが使っていたこのような言葉を自分の子供たちに残すことが使命だと感じております。でも、最近の子供たちは、テレビや学校教育の影響もあり標準語しか話したがりません。困ったことだと思います。でも、このホームページを見た方が、方言のもつやさしさやそれが生まれた八戸の風土の情況を思い浮かべていただければそれに勝るものはありません。次回をご期待ください。