全国のテント屋サン、この写真をみて元気になろう!。 | |
「キャンバス」にまつわる”目からウロコ”とは? |
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![]() 「これってオランダの風車かしら、でも周りの空の青さからするとスペインのラ・マンチャかしら。いいなァ行ってみたいわ。」「彼と一緒に行って〜〜〜〜〜 、で、○○○○をたべてェ〜〜〜〜〜、○○○○へも行ってェ〜〜〜〜、云々。」 ざっとこんなところでしょうか。私もそのときまでは、写真を見ても何も感じないオッサンでした。 でも、忘れはしません 2003年11月16日(日曜日) あさ7時半。いつものように布団に入りながら、ものぐさにリモコンのスイッチを入れ、12チャンネルの「道浪漫」。 (アッ失礼、青森放送では東京のチャンネルとちがって12チャンネルなのです。) この番組は、ゲストの方がいろいろなところを旅し、観光スポットやホテル、食事、地方独特の催事を紹介する番組で、私のお気に入りの番組です。今回は、国際的なチェロリスト・・・溝口 肇氏がトラベラー。スペインのマドリードからカスティーリヤ地方を紹介するという構成。田舎町コンスエグラでの収穫を祝うサフラン祭りのときです。私は一瞬目を疑いました。「アッ、風車にテントだ!!。」大きな声を出したことを覚えています。なんと風車の羽にキャンバスが張られていたのです。普段は動かない風車ですが、サフラン祭りの時だけはテントをかけて風車を回すというのです。「風車はやっぱり回ってないとね。かっこいいね。」というコメント。「・・・といことは、普段テレビや雑誌で見る風車は回ってないの?。いやいや、たしか八戸のこどもの国(現在の八戸公園)の風車は回っていたよなぁ。でも、あれはモーターで回っていたのかな?長崎のオランダ村の風車も回ってないのかな?ちょっとまってェ・・・ヨ〜〜ク考えよう。風車の羽って格子状になってるって事は風が素通りするジャン。テントを張るって事は、帆船の帆と同じ・・・エエッ、ウッソー〜〜〜。」 |
日本のシート業界ではポリエステル帆布が主流で、麻や綿の帆布があまり使われなくなりましたが、それらは今カバンの素材として皆さんのお役に立っているみたいです。思わぬ利用のされ方という面で注目に値するでしょう。 「サンブレラ」という生地があります。大一帆布さんがアメリカから輸入しているアクリルの布地ですが、コットン風味の原着染めですので、風合いもいいし色あせもしないし、可動用のオーニングには最適なものです。その特色を生かして近年ではカバンの素材としても使われており人気を博しておるとのこと。今ではオーニングとしてのものより、出荷数量が多い時もあるそうです。このように「CANVAS」はわれわれの気がつかない分野で使われております。そしてまた、これからも未知の分野に進出していくでしょう。その分野を開拓していくのはほかならぬ”あなた”かも知れないのです。皆さん、パイオニアになってみませんか。
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フラッグの取り付け方にみた日本の自然に対する考え方 | ||
日本人の発想ってすごい!! |
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