これまでのインクジェットのインクは、水性系、顔料系の2種類しかありませんでした。このタイプは耐候性に難があり、色ざめが激しく、水性塗料の場合で屋外につけた場合、長くても半年くらいしか持ちません。顔料の場合は、ラミネートをすれば少しは耐候性がよくなりますが、それでも1〜2年です。しかも、その機械専用のメディア(紙や布地などの印刷される対象物)しか印刷できません。最近では、日本でも溶剤系のインクジェットが開発されました。これは、塗料がメディアの表面層をおかして色を定着させるために耐候性がよく、専用のメディアに左右されないというメリットがあります。ようやくわたしたちのテント素材にも利用できる機械が発売されたわけです。ただ、ここにも問題がありました。機械メーカーは、看板屋さんむけに開発したために、印刷幅を1300mmとしたのです。これでは、テント屋にとって不便きわまりないというほかありません。なにしろ、われわれが使うターポリンの幅は1880mmもあります。バックリットの布地は2000mmを超えるものもあります。最低でも、印字幅が2000mmは欲しいところです。今年になって、ようやく2000mmの印字幅が印刷できるものが出来ました。でも、出荷予定は今年の秋にずれこみそうです。今回私どもが購入する機械は韓国製ですが、実際にプリントしている状況を見た感じでは日本製よりイインジャナイって感じです。

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