テ ン ト 素 材 |
バックリット素材 | アメリカ・カナダ・韓国などでおなじみのテント素材です。看板の用途に重きを置くために開発されました。 内側から蛍光灯をあてて発色させるために透光性が必要になります。日本で最初に登場したのが東レの「コスモフェイス」。発売当初のコスモフェイスは、私達の要求をすべて兼ね備えておりました。すなわち、強度・透光性はもちろんですが、ベースとなる色に特殊な溶剤をつけて型抜きすると表面の色がとけて下の白地が出るという仕組みになっておりました。この方法ですと、カッティングや熱転写で色をつけるという作業がはぶけますので熱転加工の依頼とか、カッテイングの機械を買わずにすんで良かったのですが,いまこの方法で出荷しているのはカンボウさんの「エラディライト」だけです。 ただ、バックリット自体の全体需要がいまひとつという状況であり、今後はその方面のPR活動が重要な課題となるでしょう。 供給メーカーとしては、テイジンさん、クラレさん、東レさんの3社があります。 |
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これからの注目素材 | 別名「光るシート」。大きく分ければバックリット素材の一種になるかもしれません。韓国のメーカーさんがオーニング用ELの素材を開発しております。糸の中に特殊な伝導物質を埋め込み光らせるもので、当時は(2002年)2m巾を目指しているといわれておりましたが、現在どこまで進んでいるかは不明です。 |